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2024.09.14

銀座松屋で開催中の大手仕事展へ

Kさんが初出店と聞き、覗きに出かけた。相変わらず手仕事は大人気のようでたいそうな賑わいの中、素敵なワンピースを纏ったKさんは涼やかにお客さんと談笑していた。少しおしゃべりしてからゆっくりと展示を見て回る。大勢の作家さんが自分の作品を並べて販売している。これってとても強い精神力が必要なのでは?と恐ろしいような気持ちになった。ものを作ってそれを売ったお金で生きることって大変なことだ。会場を出てデパートの中を久しぶりに歩いてみたけれど、大事なお客さんは外国人観光客で日本人は蚊帳の外という感じがして面白かった。

2024.09.13

十年日記によると、去年の今頃はごちそうごよみの手ぬぐいを作っていたらしい。ものすごい勢いで絵本の原稿を入稿したので、急には止まれなくて手ぬぐいを作ったことをよく覚えている。まだ1年前なんだ、遠い昔のことのよう。

2024.09.11

図書館で調べ物の日々。読みたい本が悉く持ち出し禁止なのでせっせと通ってノートにまとめる。

午前中に3時間、お昼をはさんで午後2時間、目が疲れて焦点が合わなくなったらおしまいにして銭湯へ。

仕事場の真横が中学校のプールなので、このところ賑やかな水音が毎日のBGMだった。だから大きな水に入りたくなったんだなと思いながら湯船でこっそりとバタ足。

2024.09.08

吉田亮子さんを偲ぶ会へ

吉田さんは文様、十二支、漢字の成り立ち、この3冊の絵本を二人三脚で作った編集者さん。闘病の末、今年の1月に旅立ってしまった。その頃「漢字の成り立ち絵本」を作っていて、本文がほぼ完成したタイミングでの訃報、病気のことはずいぶん前から聞いていたけれど、まさかこんなに早くに逝ってしまうとは。しかも版元の社長から電話でそのことを告げられただけだったので、ずっとフワフワと落ち着かず「漢字の成り立ち絵本」が無事に世に出た時には(吉田さんとの仕事がついに終わってしまった・・)と、悲しい思いばかりだった。

30人くらいの会で、ひとりひとりが短くだけれど吉田さんとの思い出を語り、みんなの語る彼女の姿に私との時間を重ね合わせ、泣いたり笑ったり。知り合いが全然いなかったけれど真ん中に吉田さんがいてくれた。彼女の作った絵本をこれからにつなげること、そして一緒に仕事をしてきた私たちがそのスピリッツを受け継いで描き続けることが彼女を生かし続けること。と、お腹の真ん中に重石が置かれたような気持ちになる。吉田さんのことをお姫様のように扱ってくれる素敵な旦那さまにもきちんとご挨拶することができた。もう二度と会えないと思っていたけれど、吉田さんはみんなの中で生き生きと元気だった。

今回の会は吉田さんと20年以上一緒に本を作ってきたという作家さんの発案で開かれたと会場で知った。会を開いてくれたことにありがとうございますを言いたくて少しお話ししたのだけれど、その人は顔も服装も話し方も陶芸家のKちゃんにそっくりで。

人のために心を砕ける人の姿形って決まっているの?と、思うほどだった。

吉田さんへ

昨日はありがとうございました。かなり照れ臭い会だったことでしょう。

「もうやめて〜」とジタバタしている気配を感じてました。

そちらの暮らしにもそろそろ慣れて、絵本を手がけ始めている頃でしょうか?そちらには素敵な作家さんがいっぱいいらっしゃるから、こっちにいるより楽しいかもしれないね。

また一緒に本を作りましょう。お土産をたくさん渡せるように私はこちらでもう少し頑張りますので、待っていてくださいね。

2024.09.06

日光白根山へ

5時出発、高速通行止めなどを回避しつつ 8時にロープウェイ山麓駅 

広い駐車場、檜の香る超綺麗なトイレあり(更衣室もある) 平日だけれどけっこうな人出 

山頂駅からしばらくは整備された道をのんびり

七色平から先は地味に長く続く急登をコツコツ登る

森林限界を越えると足場はジャリジャリ、ズルズルと滑りながら登る

頂上までのゴツゴツ岩場は緊張したけれど、思うほど辛くも怖くもなかった

弥陀が池コースで下山 ザレザレで急な下がいつまでもいつまでも続いた

歩き方をすっかり忘れてしまい、お尻が大活躍の山下りとなってしまった。

日差しは強いけど風は涼しくて秋の気配

 

今回のお昼ご飯はまい泉のヒレカツサンド、きゅうりの糠漬け、ゆで卵

お土産はダケカンバ石鹸

ほっこり温泉でほっこりして渋滞情報にヤキモキしながら帰宅 

2024.09.03

気がつけば9月。

少しづつ仕事のお部屋が落ち着いてきた、かな?

仕事部屋に人が出入りするのことが新鮮。ちょっとギャラリーで働いていた頃みたい。

2024.08.29

待ちに待ったトイレ工事、トイレを交換して床も張り替える日

暑すぎず雨もなく職人さんに優しい日になってよかった。お茶とスポーツドリンクを冷蔵庫に入れて、長年お世話になったトイレの最後の掃除をしていたら9時ちょうどにピンポンが鳴り職人さんがやってきた。

現場の確認、道具の搬入がすみ、さあ!いよいよ工事が始まるぞ。と思ったところで「ちょっといいですか?」と職人さんから声がかかる。はいはいと行ってみると、今回届いたニュウトイレ、水洗レバーの位置が逆のため取り付けられないという。「工務店の方からあらためて連絡があると思いますんで!」と

職人さんは元気に帰ってしまった。

すぐに工務店からお詫びと今後についての連絡はあったし、誰にでもミスはあるので仕方がないことだけれど、今後ひと月近く手動で水を止める方式でトイレを使わなければいけないと思うと気持ちがしょんぼり。

 

2024.08.28

ようやく落ち着いて調べもの。持ち出し禁止の本をじっくり読みたくて昼から図書館へ。静かでゆっくりと調べ物ができてよかったけれど、15時を迎える頃には子どもたちがわちゃわちゃと増えてきた。コンコンと咳が止まらない子供が同じ部屋に席をとったのでやむなく退散。​

2024.08.25

夜中、掠れた大きな鳴き声で目が覚め、何事かと飛び起きて猫たちの様子をを見にいった。

けれど、ロクもシチもすやすやと眠っていたようで「こんな時間にどうしたの?」と寝ぼけ眼で私の顔を見ている。

翌日、寝室で昼寝をしていたら台所の方がやけにうるさい。大きな鍋を念入りに磨いていたら手が滑ってドンガラガッチャン!のような音。こんな暑い時に大掃除でも始めたのかしら?・・と思いながら様子を見に行くと、部屋の中はシンとしていて夫もリビングですやすやとお昼寝中、誰も掃除なんてしていなかった。

山の怪を集めた本を読んでいるせいだろうか?

このところちょっとした不思議が続いている。

2024.08.24

長年の友の誕生日

知り合ってから半世紀以上の友達に​おめでとうのメッセージを送る。昔は「素敵に輝く1年を!」のような言葉をお互いに送り合っていたけれど、最近は「元気で無事に健やかに・・」と変化してきて面白い。

夜は夫の友人夫婦と晩ごはん。年に1度のこの会合もすっかり年中行事になった。仲の良い夫婦はいいものだなあと思いながらお酒を飲んだ。

2024.08.23

西沢渓谷へ

勝沼インターで降りて小1時間、笛吹川の最上流にある渓谷沿いに水の流れとは逆向きに登る。

すぐそこに水があるのにジャブジャブ入っていけないのがもどかしい。 水と山をいっぺんに楽しめる装備などを調べてみよう。 下りはのんびりすぎるトロッコ道をうとうとしながら降りてくる。

今回のお弁当

塩昆布と梅干しを炊き込んだご飯でおにぎり、ゆで卵、焼きソーセージ、糠漬けきゅうり

​次回はザクザクわかめを混ぜ込んだおにぎりも持っていこう

 

みとみ笛吹の湯でさっぱり、談合坂PAからの大渋滞を乗り越えて帰宅

2024.08.21

武井武雄展@目黒美術館

澱んで濁った目黒川沿いを歩いて美術館へ。美術館の手前には区民プールがあって、老いも若きも気持ちよさそうに水遊びをしていた。目隠しもない屋外のプールと澱んだ川の匂い、昭和の夏休みの景色みたいだ。私の夏休みは目黒にあったのかと面白くなる。展覧会は濃密で豊か、大先輩のあくなき探究心を目の当たりにして目が眩んだ。

2024.08.20

朝、大慌てで支度をして下高井戸へ。

「アリランラプソディ」9時半の回に間に合った!

以前、歩いたことのある川崎の路地裏が画面に映し出される。クネクネと複雑な細い道、昔の北千住にちょっと似ていて、猫がたくさんいた道。あの街のアパートの扉の向こう側をたっぷり見せてもらった。

ハルモニの歌い踊る姿に、孫たちがハルモニを大切にしている様子に、ハルモニたちの絵や言葉に涙。

いきものは、生きている限り生きなきゃいけないのだ。

2024.08.16

台風の日

朝から強い雨だしお盆だし、終日家にいることに。

雑然としてしまっていた食器棚の中と台所を整理整頓。夫も使う場所なので物の位置は変えないように気をつけつつ片付ける。景色が広くなってスッキリした台所でナスを蒸し、鶏肉に下味をつけてからゴロゴロした。最近の私は無気力、無関心。何にもしたくないし知りたくない。殻の中にこもってジーっとしていたい。これじゃあいけないと思う気持ちと、たまにはいいかがせめぎ合っている。

この気分はいつまで続くのだろう?

2024.08.14

2ヶ月ぶりにバーバに会いに、

糠漬け、カツサンド、お稲荷さん、白滝の甘辛炒め、食品そのものより保冷剤が重い。最近、夜中になると和ダンスのところに白い人のようなものがフッと現れては消えるのよ。とバーバが言う。指さすあたりに立ち、「この辺に出るの?」と聞くと「そうだけど、そんなに太ってない」と言われた。

バーバの推測ではそれは和タンスのもののけではないかとのこと。どんな道具も100年経つと妖怪になるといわれているし、バーバの祖母が使っていたというタンスなのでもうとっくのとうに妖怪になっていてもおかしくない。バーバも妖怪に近づいているのでタンス妖怪との距離が近くなったのかもしれない。

中がカビてしまったティファールのポット、賞味期限が切れて1年になるカップ麺などを処分。

2024.08.12

9日に引越しをして気づけば今日は12日

​ダンボールを開けたり畳んだり、荷物をあちらに移動したりこちらに置いてみたりしていた。とりあえず机に向かえる環境は確保。あとは使いながら考えよう。新しいところはとても広くて静か。シェアメイトの出入りもあるので程よく人の気配もしている。これまでは仕事場は私ひとりの空間で。寝るも食べるもサボるも自由だった、自由すぎてちょっとだらしなくなっていたので、今回の引っ越しをきっかけにちゃんとしようと思っている。                

2024.08.08

引越し前日

いよいよこの場所ともお別れ。3.11の後、千駄ヶ谷から移動したから12年くらいいたのだろうか?

ここで4冊の絵本を制作したんだなと思うと感慨深い。ありがとうございましたと思いながら、最後の掃除。

​台所もエアコンもピカピカになったらなんだか名残惜しくなってくる。

下のお花屋さんの季節ごとの賑わい、母の日にお父さんと小さな子供がお花を選ぶ声を聞くのが好きだった。

2024.08.06

ご近所さんに挨拶回りの日

大家さんに連れられて、周辺ぐるりのみなさんに3人でご挨拶。新しい場所は一軒家が10軒くらい並ぶ路地なので一軒一軒ピンポンしてご挨拶して世間話など。みなさん朗らかに温かく迎えてくださった。これは大家さんの日頃のお付き合いの賜物。乗っからせていただけてありがたい。ご挨拶が終わったあとは3人で出前をとってお蕎麦をいただく。今度の新しい場所は一軒家を2人でシェアするのでいつもの引越しとは勝手が違うことばかり。昼に出前を取るなんて一人だったら絶対にしないことで楽しい。仕事の場所に人がいるなんて初めてだから大丈夫かな?とも思うけれど、ひょんなことから繋がったご縁に乗っかってみようと思って決めた。これから起こるであろういろんなことを楽しもう。ゆっくりお蕎麦を食べたあと、みんなで伸び過ぎた柿の木の枝を切った。

2024.08.02

廃人の日

足が攣って目が覚めて、起きあがろうとしたら腰に違和感。何かの拍子にひねってしまったらしい手首は腫れて痛い。朝からちょっと休憩と座ったら身体が重い。運動に行けばスッキリするかも、気分転換に買い物にでも行く? いっそ足を伸ばして海にでも・・と、さまざまな思いはあるのにソファから立ち上がれないので何にもしない日にすることに。ネットフリックスを雑に見て、座り疲れたらちょっと掃除や台所仕事をして、おやつだけはしっかり食べてという酷い1日。

猫たちは嬉しそうだったから良い1日ということで。

2024.08.01

ガス開栓の立ち会い。

バケツや雑巾を持参で新しい場所へ。ガス屋さんを待ちながらお掃除。汚れているわけではないのだけれど、やっぱり自分で掃除してスッキリしたい。台所、洗面所などの水回りをせっせと磨き、網戸に絡まっていた蔓を取り除く。泥と埃にまみれた窓枠をきれいに拭いたらガタピシしていた窓の開閉がスムーズになって実に気持ちがいい。私は水回りと空気の流れをスムーズにしておきたい派なんだなと思う。新しい場所を綺麗にしたことで勢いがついて引っ越しの荷造りも捗った。

とある雑誌からベランダ取材の依頼。ハーブたちはすでに季節を終えて種の収穫を待っているところだし、暑さにくたびれている植物たちをかき集めたとしても全然素敵にならないので、残念ながらお断りする。

2024.07,31

はかどらない。

引っ越しの荷造りがもう少しで終わるのに、なんだかダラダラしている。

2024.07,30

昼過ぎから雨。灼熱地獄から解放されて心と身体がホッとする。

野暮用ばかりで進められなかった仕事をようやく。暑すぎない日は猫の心配をしなくていいから、焦ることなくゆっくりモードで働ける。

「地面師たち」観終わってしまった。残酷で、ヒヤヒヤで人間臭くて最後はちょっとアレだったけれど面白かった。血や痛いのは怖いけれど悪い奴らの物語は大好き。「凶悪」をまた観たくなる。

2024.07,29

トイレ修理の現調見積もりの到着を待ちながら、料理の試作でコトコトと長時間玉ねぎを煮込む。

灼熱の台所で煮込むのはなかなかの苦行だけど、秋に発売の雑誌の記事なので仕方がない。鍋を放っておくこともできない料理なので煮込みながら冷凍庫の大掃除。

見積もりの人が帰った後、町の電気屋さんに出かけスイッチの修理の依頼。初めてお願いする店なので、電話をするより行って直接話をした方がいいかなと思って出かけたら大成功。スイッチが壊れたことを話したら「それはお困りですね」と言ってくださり心がほんわかする。住所を伝えたら「ああ、あのマンションですね。よく行きますよ」と。夕方すぐに担当者から電話が入り「今から行けますけど大丈夫ですか?」と話も早く、あっという間に修理してくれた。マンション内にお得意さんがいるとのことで、ここの電気系の部品ならいつも用意してあるから何かあったらいつでも言ってくださいと!なんと心強い!とても感じのよい方なのでトイレの不具合も見てもらい、こちらにも見積もりを出してもらうことにした。

これから年老いていくこの場所で、頼れる電気屋さんがいるのはありがたいな。大事にしようと思う。

ネットで修理屋を検索していたらこんなにサクサク進まなかっただろうな。

子供の頃、家に出入りしている町の電気屋さんがいて、電化製品のことはもちろん猫の捜索まで手伝ってくれたなと「たんざわ電気」のおじさんの笑顔を思い出した。

2024.07,28

数日前から自宅のトイレと洗面所の電気のスイッチがバカになって困っていた。そうしたら今度はトイレの水が流れっぱなしで止まらない。修理や工夫が好きな夫がなんとか使えるようにしてくれたけれど、家の中が次から次へと壊れていくので気持ちが塞ぐ。

2024.07,27

昭和記念公園の花火の日

姪は浴衣で会場に出かけると言っていた。私たちはケーブルテレビで花火見物していたけれど、遠くで聞こえる花火の生音に我慢ができなくなってマンションの階段を駆け上がった。6階と7階をつなぐ階段からよく見えることを発見し、走って夫を呼びに行き、面倒くさがるのを無理矢理誘って花火見物。大きな花火も小さな花火もよく見えた。近くのどこかで見ている人たちの歓声も聞こえて夏休みっぽさを満喫。寄っかかっていた階段の壁が昼間の暑さでホカホカだった。

2024.07,26

​新しい場所の鍵を受け取った日

夫は3時に起きて横岳に登りに。行ってらっしゃいを言うために起き、そのまま起きてしまう。

夜が明けてからベランダの掃除や気になるところの片付けなどをひっそりと。涼しいといろんなことが捗るな。6時半には仕事場に行きサクサクと働くも16時頃に眠くてたまらなくなった。

​横岳への道はほぼ悪路で気持ちの良い道は3メートルくらいしかなかったそう。

2024.07.24

土用の丑の日。そして「ごちそうごよみ」の3刷が発売の日

うなぎを食べるには暑すぎるし、お腹にもお財布にも負担が大きいから、もう少し涼しくなってからおいしい鰻を食べに行こうかな?と考えていたのに、魚屋さんでお皿に山盛りになっている鰻を見つけてしまいついつい二串購入。ついでにお刺身のタコも。3刷のお祝いということでよしとしよう。

​お昼頃、凄まじいゲリラ豪雨。念の為パソコンの電源を切る。

2024.07.23

平安美人は麦茶とマンゴーの朝食をとり、念入りにお化粧をしていつもの姿で元気に登校した。

洗濯した服を持たせ、私の涼しいキャミソールを貸し、お小遣いを渡して送り出す。小さい頃からおばちゃんたちにしてもらったことの真似事がようやく私にもできた。

今度泊まりに来た時には、メイクのレクチャーをしてもらおうっと。

2024.07.22

姪が泊まりにきた日

姪が到着したものの、なんだかモジモジしながらモニャモニャ言ってる。よく聞くと、ちょっとだけ友達に会いに出かけたいのだけれど、クニタチ(私のこと)が楽しみに待っていてくれたのに今から出かけるのは申し訳ないしどうしよう・・ということらしい。18歳の彼女にとっておばさんといるより友達といた方が楽しいに決まってる。20時までには帰っておいでとお茶を持たせて送り出した。20時の少し前に電話が鳴って、電車の遅延で遅くなったけどもうすぐ着くと言う。仕方のない遅れなんだから大丈夫、慌てずおいでと言ったのに汗だくのドロドロが帰ってきた。お風呂に入ってさっぱりと素顔になった姪は、眉毛がほとんど無く、髪はぺったり真ん中分けでまるで平安美人。夏休みの予定のこと、来年からの新しい学校のことなどたくさん話をしながら生姜焼きをパクパク食べる平安美人との楽しい夜だった。

2024.07.21

今日から本格的に荷造り。

とにかく紙類が重い。引越し用の段ボール箱に入らないB3のファイルやスケッチブック、B全のイラストボードなどを入れるための箱をせっせと工作。これまでの引っ越しでお世話になった業者さんの手元を思い出しながら頑張って作る。若いうちに一度引っ越し屋さんでアルバイトをしておけばよかったなと思う。

2024.07.20

暑い。この暑さの中、仕事場の荷物を一部自宅へ。

夫が職場から借りてきたバンに書類や見本誌などを積み込んだらあっという間に終わった。その後、布団を買いに近くまで。来週、姪が泊まりに来るので押入れから布団を引っ張り出して干してみた。けれど、どうも獣くさい気がして思い切って新調することに。車って便利だな。お昼に二人でそうめんを食べ、私は仕事場の片付けに。私が留守にしている間に寝室と客間のエアコンの掃除をしたとのこと、暑い暑いと言いながら休みの日を使ってくれた夫に感謝。

夕方、ポツポツと降ってきたと思ったら、あっという間に土砂降りに。今夜の盆踊りの準備をしていた人たちのことを思って気の毒になるけれど、ベランダの植物の嬉しそうなこと!ロクは雷を怖がって彼にとっての安全な場所へもぐりこみ、シチはけろっとした顔でくつろいでいた。

2024.07.18

梅雨明け

文章の仕事の手直しをしていたら猛烈に眠くなりPCの前でうとうと。ハッと目が覚めた時、どこにいて何をしているのかわからなかった。5時半に起きて晩御飯の仕込み、洗濯、草花の水やり、猫の相手&掃除と1日の家事のほとんどをしてから机に向かうのだから眠くなるのも仕方がない。作ってもらった朝食を食べ、猫のトイレ掃除だけして出勤していく夫のことを羨ましく恨めしく思う。やさぐれた気持ちになる時は疲れている時。暑いことだし緩めにいきましょと自分に伝えた。

2024.07.17

6日ぶりの筋トレ。いつもは週に2.3回行くようにしているのだけど、連休やなにやらですっかり間が空いてしまったらマシンの重いこと!怠けるとすぐに元に戻ってしまうなと気持ちを引き締める。帰り道、公園が櫓と提灯で賑やかになっていた。今週末の盆踊りの日までちんまりとここで待機しているのかと思うとなんだか可愛い。

​仕事場に戻って3ヶ月に1度の楽しい仕事の下準備や今週納品分の仕上げ。

晩ごはんは塩豚、白瓜、甘長唐辛子の炒め煮、ヤムウンセン、煮豚のタレで煮た牛スネ肉をホロホロにほぐして千切りきゅうりと和えたもの

2024.07.16

気がかりなことを片付けた日

電気、ガス、水道の手配をちゃっちゃとやってしまいたいのに、全ての「お客様番号」がわからないというなんとも私らしいだらしなさで初っ端から立ち往生。簡単にネットで照会できるようになっているけれど、これまたこちらの不備で叶わず。仕方がないので電話でお客様番号をひとつひとつ確認。そのあとひとつひとつを手配。なんとか完了。今時電話でこんなことする人なんていないだろうから冷たくされるかと思ったけれど、どのオペレーターさんも良い方で「ありがとうございました。お手数おかけしました」を100回くらい言ってしまう。「気をつけてお引越ししてくださいね」と優しい言葉までかけてもらった。ほっとしすぎてボンヤリしている。

2024.07.15

ぼんやりした日

昨日は飲みすぎたらしい。ボンヤリとした頭でカレーを作ってむしゃむしゃ食べて、ソファでゴロリ。ちょうどBSで江ノ島の番組をやっていたので、昨日からつながっているなと思いながらぼんやりと見る。大寝坊した夫にはトマトたっぷりのぶっかけそうめん。モタモタしていたら午後になってしまったので仕事は諦めて二人で買い出し。ひとりでは持ちきれなくて諦める(なくてもいいけどあると嬉しいもの)が色々(ピータン、黒糖シロップ、ランチョンミートなど)が買えてよかった。カツオの漬け丼、千切り野菜入りの塩豚スープ、刻んだトマトと薬味をのっけた冷奴で晩ごはん。

2024.07.14

お祝いの会の日

お酒とご飯のおいしい「ニチニチ」が20周年ということで、お店を貸し切ってお祝いパーティー。

みんな笑顔で朗らかでお祝いの会っていいものだなとホカホカした夜。

かつて、母ちゃんを探してベソをかいていた子が酒を飲み、おしゃまだった女の子が中学生になっていた。

​久しぶりの大宴会、楽しかった。

2024.07.13

私は鍼へ、夫は山へ

5ヶ月ぶりの鍼、問診を受けながら山登りで緊張したことや、引っ越し準備で忙しないことを話すと「山は野生動物が怖かったのですか?」「人には定住派と遊牧民派がいますよね」などピントが合っているようないないような独特の相槌が返ってくる。フフとなりながら本日もおへその横に一本だけ。ジンジンからジワジワ、しばらくすると体の中の水門が大きく開いたような感覚になりフワリと体が軽くなる。ウトウトしながら30分。終わる頃にはガチガチだった首の周りが柔らかくなっていて不思議。先生の個性あふれるお人柄も大好きで通い始めて2年ほど。

スッキリした身体と頭で下書きしておいた書評に手を入れる。いい着地ができた(と、思う)

2024.07.12

殺人的な暑さと湿度のせいで生きているだけで精いっぱいの日々だった。

ようやく梅雨空が戻った本日、日記を放りっぱなしにしていたことを思い出した。

そんなことを言いながら。昨日は久しぶりのご飯会。

この日を楽しみに、家を整えごちそうの支度をして。みんなが持ち寄ってくれたおいしいものとお酒を囲み存分におしゃべりしてのんびり過ごす。これって「ごちそうごよみ」で書いた行事の定義だ!

持ち寄り会は私にとっての大切な年中行事、途絶えさせることなく続けていきたい。

2024.07.4

山から無事に帰宅。

あいにくの空模様で絶景は見られなかったけれど、へこたれずに登ることができて感激。

そして、ガスも爆風も意外と楽しいことを知る。

これまで知らなかった山の夜や早朝の空気、夜中の叩きつけるような雨、小屋の寝苦しさ、何でもかんでも楽しくて嬉しくて仕方がなかった。

そして今回は、ご一緒したみなさんが本当に素敵だった。 

たまたま同じ日に同じツアーに申し込んでいたということだけが共通点の22名の女性たち。お姉さまも若いお嬢さんも優しく、たくましく、朗らかでたくさん励ましてもらった。 なぜか私は「酒豪」と呼ばれた旅だった。

2024.07.1

内見の日

広さもしつらえも素晴らしい。そして何より空気感がよく、はじめて訪れたのに「ただいま」という気持ち。この場所でのびのびと本を読んだり制作したりしている未来の自分が見えたような気がした。ひょんなことからあれよあれよと決まった事だったので少しの心配を抱えていたけれど、ここなら大丈夫と気持ちがほどけた。

2024.6.30

夏越の祓

午前中はよろしくお願いしますの会。滞りつつも無事に終わってひと安心

 

人生初の山小屋泊に向けてなんとも落ち着かない毎日。

天気予報に振り回されながら持ち物を出したり入れたり。ザックの重さは7kg以下という条件のもと、なるべく軽く使いやすく。山の先輩が「山に行くと判断する力が鈍るからわかりやすい荷造りがおすすめ」と話していたことを思い出しながら右往左往しているとだんだん面倒臭くなってきて、山の予定なんて入れなきゃよかったと思う。

​夕方になって水無月を買いに走ったけれど売ってるお店が見つからない。雨も降ってきたのでもういいやと別のお菓子を買って帰る。今年はごちそうごよみに載せた季節の行事と行事食をコンプリートしようと思っていたのにつまづいてしまった。けれど、まあ、よし。

晩ごはんの時に夫が「今日、うちの前でN君とSちゃんに会ったよ」と言って、話したことやふたりの様子をたくさん話してくれた。(お、そんなにたくさん立ち話ができたのか!)と心の中でニコニコしながら「ご近所さんにばったり会うって嬉しいものでしょ?」と聞いたら「うん」と素直な返事がかえってきた。

2024.6.25

懐かしい友からどっしりとした荷物が届く。

山の幸たっぷりと、りんごの木で作られたという箸置き。私が好きそうなものをたくさん揃えてくれたんだなと嬉しくなる。蒸し暑い部屋に東北の風が吹いた。荷物の中にあった破竹は「山の熊と分けあった」そう。熊からのお裾分け、ありがたくいただこう。夫からはシークワーサーの入ったお酢とブラウニー、友からはおめでとうのメッセージ。ありがたい誕生日だったけれど何歳になったんだっけ?

2024.6.24

今朝はベランダにヒヨドリが。

赤いスグリの実を食べたりピーピー鳴いたり3羽でくつろいでいる。

​猫たちは窓にへばりついて息を殺してその様子を眺めていて、おはようと言っても、ご飯だよと声をかけても見向きもしない。こんなに猫にすげなくされたの初めてだ。楽しいことがあってよかった。

 

とうもろこしを再び買いに自転車を飛ばすも、財布を忘れてしまった!直売所の皆さんに笑われながら取りに帰ってふりだしに戻る。

2024.6.22

梅雨入りしました。というニュースの翌日はたいてい晴れる。今日がその日。

意を決して地下倉庫(通称 死体置き場)の掃除。棚の奥を掃除していると人感センサーが反応してくれずにすぐに真っ暗になってしまうので、倉庫を出たり入ったりしながら掃いたり拭いたり。薄暗くて怖い場所もしばらくいればすっかり慣れて機嫌よく掃除が終わる。不用品を置くだけだったこの場所を有効活用するのだ。

2024.6.21

「ごちそうごよみ」の3刷が決まったとメールが。

2刷になったのは今年の2月、重版の早さに驚く。メールに「そろそろ次のこと相談しましょう」と添えてくださっていることがなによりも嬉しい。宿題のないのんびりな日々もそろそろおしまいにしなくては、かな。嬉しいような、名残惜しいような。

2024.6.20

とうもろこしの販売が始まった日

仕事に出かけた夫から「とうもろこし、始まってるよ!」とラインが。

「とうもろこしの初物はあの畑の」を続けて何年経っただろう?自転車を飛ばしてとうもろこしをふた山、その足で向かった郵便局で箱詰めをして、この季節生まれの友に発送。今年も無事にとうもろこしが買えて送れてよかった。

2024.6.19

大菩薩嶺へ

遂に2000m越えの山登り。

度胸も体力もなくて、登るたびに落ち込む自分をなんとかしたくて申し込んだ登山教室ももう6回目。

ようやくリラックスして山に行けるようになってきた。春蝉の大合唱の中をゆっくりと歩いて、岩場やザレ場も緊張するけど昔ほど怯えない。目の前に急登があらわれてもうんざりしない。人は変われるということを自分で自分に教えることができたという清々しさと一緒に歩いた。

​さあ、次はどこに登ろう?

2024.6.18

大雨の日

朝、やけに近くで鳥の声がするなと思ったら、寝ていた猫たちが玄関にダッシュした。
網戸にしてあった玄関の外を見ると、両手ですっぽり包み込めるくらいの大きさのヒヨドリが2羽。

こちら側には黒猫2匹と人間がいるというのに、ピピと鳴いたり濡れた羽を整えたりとくつろいでいる。

巣立ったばかりの世間知らずの兄弟が「ここ、休めるよ」と我が家の軒先を選んだのだろうか。親鳥とはぐれて心細い時間を過ごしていたらどうしよう?うちで引き取る?いやいや、猫のおもちゃになるだけだなんて考えていたら夫の出勤時間に。

夫が靴を履きながら「開けますよ〜、そっち行きますよ〜」と声をかけたら飛んでいってしまった。

朝からかわいいお客さん、楽しかった。

あとで見たら表札のところにしっかりうんちがしてあった。

 

2024.6.17

外で朝ごはんの日

定期検診の日は、苦手な採血のあとのお楽しみとしてお店で朝ごはんを食べることにしている。

ロイヤルホストのモーニングが定番だけど、本日は新しくできたカフェのテラスで。

座っていれば出てくる食事と猫に邪魔されない読書。ささやかだけど贅沢な時間。

2024.6.16

楽しい打ち合わせ案件を早速。いつもとはちょっと違う作業なのでモタモタしながらも楽しく。

​夜は今年初の枝豆。地元で採れたものを買ってきたそう。

2024.6.15

開成町の瀬戸酒造店へ

先日納品したSake Terrace MAPの仕上がりを確認に。グラスを手にした来場者が私の描いたMAPを見ながら(さて、どこで一杯飲もうか)と逡巡している姿を見て役に立ってよかったなと思う。

「金太郎のふるさと」という名の道の駅と小田原おさかなセンター経由で帰宅。道の駅からは2度登った金時山がよく見えた。

2024.6.14

楽しい打ち合わせふたつ

​力まず慌てず楽しんで進めなさいと、自分に念を押しておく。

​​先日描いた文庫の見本が届く。ゲラなしでモチーフも先方のリクエストのものを描くというショートカットな仕事だったので、これから読む。楽しみ。

2024.6.13

バーバに会いに

お土産はぬか漬けと白滝の甘辛炒め、ふき豆、まい泉のヒレカツサンド、DEAN&DELICAのサラダ、クチナシをひと枝と猫じゃらし。

ゆっくりお昼を食べて、冷蔵庫の中を整える。鳥のように細い足になっているけれど、少女のような無邪気さとちょっと辛口なところは昔と同じ。年寄りにありがちな過剰な恐縮や、自己否定的な発言が全くなくて「嬉しい」「美味しい」「ありがとう」ばかりなので、こちらも元気に「また来るからね」と言える。

2024.6.12

黙々と片付けたり、再配達を待ち侘びたり。今週は平べったいまま水曜日に。

夕方、道端で草を摘む人がいて思わず「猫にお土産ですか?」と声をかけたくなるも我慢した。

今の時期、明るいうちに家に帰れる日は、猫たちのために道端のエノコログサを摘んでお土産にしているので「おお!ここに同志が!」と思ったけれど、猫にあげるにしてはザクザクとした摘み方だったからうさぎかもしれないな。確かめればよかった。おばさん仕草に躊躇しているようではまだまだだ。

2024.6.8

ふたりで浅間嶺へ

武蔵五日市駅からバスで人里(へんぼり)。

人里登山口から甲州古道を歩く。ここはかつて炭や薪などを運んでいたという道、 お地蔵さんや馬頭観音など先人たちの気配があちこちに。

登り始めに道迷い。 トラップのようにそれっぽい道があるので要注意。

正しい道に戻ってからは、なだらかで明るく、たまに景色もひらけてとても気持ちの良い道。

このところ修行のような山登りが続いていたので、久しぶりに楽しい時間となる。

 トレッキングポールをはじめて使ってみたら、なんと!こんなに快適なんですか??とびっくり。

ただ、両手が塞がってしまうので、写真を撮るのが億劫で、せっかくの景色をたくさんスルーしてしまい残念。バスの時間を気にしつつ払沢の滝をチラ見して本日の山行おしまい。

温泉「瀬音の湯」

乾杯「べこ六立川南口店」

山、嶺、峠、尾根・・山周りの言葉がわかるようでよくわからなくて、わかりやすくまとめたくなってきた、古道なんかも歴史を紐解いたら面白いんだろうな。

 

2024.6.7

仕事場の片付け祭りが始まった。

原画も掲載誌の切り抜きも「よりぬき」に。不要になった大量のリングファイルは寄付へ。保存期間を過ぎた書類は溶解サービスに。手放すに寂しさもあるけれど、ひとつひとつを懐かしく眺めながら「いる」と「いらない」を仕分けていると自分を弔っているみたい。進むための儀式みたいだなと思いながら粛々と手を動かしている。

2024.6.6

筋トレを始めて1年2ヶ月、ようやく体年齢と実年齢が一致した!めまいも減ったし、体力もついた。コツコツと続けて成果が出るって嬉しいことだ。お酒を減らせば、食べ物に気をつければもっと成果が出るのかな?と思いつつも制限する気は微塵もない。

2024.6.4

おしゃべりの日

ランチで近況報告。聞いて話して頭の中の風通しがよくなる。はじめて出かけたビストロは塩が強めな店だった。オーナーシェフが生きづらそうな雰囲気の方だったので、こういう人の作る料理は塩が強めになるのかと妙に納得。晩ごはんはポトフとライ麦パン、焼き浸しのナスをグラタンにしてみたら大成功。

2024.6.3

友達の日

ちょっと教えて。とか、こんなの見つけたよ!など、いろんな友達からそれぞれの用件で連絡があった。

いつもはシンとしているスマホが賑やかでうれしくなる。

茹で塩豚(バラかたまり)とパイナップルとニンニクの芽の炒め、焼いた栃尾揚げを薬味入りポン酢(長ネギ、セロリ)で和えたもの、昨日の残りの八竹のお寿司で晩ごはん。

2024.6.2

父のお墓参り

母と弟家族と今年はじめての会食をようやく。予約した中華料理屋は暗くてキラキラでホストクラブのようでみんなで笑いながら北京ダックを食べて、上野公園を散歩して。子供の頃の日曜日のようだった。

2024.5.30

朝のたのしみ

昨日買ったビーツ、すぐ食べられるようにしておこうとホイルに包んで200℃のオーブンに放り込んで30分。

ホクホクと甘くなったビーツはそのまま食べても十分においしい。早速お弁当の彩りに。

4回くらい食べることができたベランダのエンドウ豆、すっかりカサカサになったのでエイ!と処分して

遅ればせながらフウセンカズラの種を蒔く。
夏仕様の早起きな日々なので、あれこれと楽しいことをしてもまだ9時前。

猫たちも眠ったことだし、仕事にでかけましょうかね。

2024.5.29

整体へ。

左の腰や膝の痛みの元凶は手の筋肉。左手に割り箸を持って座りっぱなしで描き続けたことで、私の身体はすっかり歪んでしまったらしい。絵の仕事を続けてそろそろ30年、体が歪むほど頑張ったと思うことにして、教えてもらったこと(足の保温、正しく座る&歩く)を心がけて、山下りにも耐えられる足にしたい。

帰りに寄った八百屋さんでパイナップルの水栽培のコツを教わった。

2024.5.28

トマト水餃子

朝、テレビで見たトマト水餃子が作ってみたくなった。特に「つけだれにトマトの汁を入れる」が試してみたくて夕方からいそいそと作る。人のレシピで作ると自分が作った感じがしなくて楽しいな。

トマト入り水餃子(パクチー入りとバジル入りの2種)、豆腐入りチョレギサラダ、焼きさつま揚げ、グリンピースの翡翠煮、かぼちゃの甘煮、ぬか漬け(きゅうり、かぶ、ラディッシュ)で晩ごはん

​トマト水餃子、次回は叩いた羊の肉で作ってみよう。

2024.5.27

高水三山へ

雨予報だったけれど3粒くらいの降り。

日差しなく、気温は21℃くらいの山日和だったけど、後半かなりくたびれた。

ガイドさんも参加者も朗らかで、今までの中で一番和やかに笑った回だったのに

すぐ後ろを歩く人の圧を感じて気が急いてしまった時間があった。 それが疲れの原因かも。

あの方に「お先にどうぞ」と言えれば良かった。

気は使いつつ、気にしすぎず。 これは私にとっての大きな課題かもしれない。

下山後、膝と母指球が痛くなり温泉も乾杯もなく帰宅。

2024.5.25

ようやく机の前に座れた日

机の前でホッとひと息。メールのお返事などをしつつウトウト、次回の山のことを調べたり。

仕事も掃除もはかどらず。

鯵のたたき、マグロの漬け、銀だら粕漬、新じゃがとベーコン甘辛煮、キャベツとチキンのサラダ。

土曜日なので夫の用意した晩ごはん「今夜は魚力まつり」とのこと。

2024.5.24

ロージナ茶房でランチでも。という約束が「天気がいいから」という理由で急に変わった日

八王子の小比木町、大久保ファームにお邪魔して畑を飛び交うモンシロチョウや鳥たちを眺めながら、トラクターの唸る音を聴きながら適当に買ったパンやヨーグルト、ちょうど摘果したというしし唐サイズのピーマン、間引きしたパクチーなどでランチ。

ネギの出荷作業を少しお手伝いしてから、そら豆とグリンピースを収穫させてもらう。

作業の合間に、畑の植物と人間が協力して初めて売れる野菜になること、袋詰めの見栄えで売れ行きが大きく変わることなど、商いとしての野菜作りの話をたくさん聞かせてもらった。

今年になって知らないことだらけだということを知る日々が続いている。そして外にいることが多くなって土や虫との距離が近くなった。私はどこに行こうとしているのだろう?

「カブなんてすぐ抜けるんだから絵本は嘘だよ。ほんとのことを絵本に書いてよ」と大久保さんが大笑いしていた。

帰宅してからお裾分けのネギをバルオアジに届けたら、北海道から取り寄せたという立派なアスパラガスをいただいた!採れたて茹でたてそら豆とアスパラ、摘果ピーマンのおかか醤油炒め、朝に下味をつけておいた鶏肉を唐揚げにして贅沢晩ごはん。

2024.5.23

久しぶりに山のこと以外の用事で電車に乗った日

『小学館編集者 村松茂のつくった本たち』展@ニジノ絵本屋さんへ

「ごちそうごよみ」も名だたる絵本作家さんの本たちと一緒に並んでいて(なんだかすみません)という気持ち。けれど、企画に参加できてよかったな。フワッと約束したまま放置している次の企画をちゃんと形にしよう。その後、北村朋子さんの展「PRASAD」へ。インドに20年間通い続けている彼女の切り取る景色や人々は静かでやさしかった。

二子玉川でつばめグリルのハンブルグステーキを買って帰宅。200度に熱したオーブンでじっくり20分焼いたら大成功。蒸した新じゃがをつけ合わせにして晩ごはん

​芍薬のつぼみがほころび始めた。

2024.5.22

山の先輩に道具などのことを教えてもらった日。

普段背負っている道具を全てザックにつめて吉祥寺へ。ひとつひとつの道具を広げながら「こうすればもっと軽く」「こうすればもっと快適に」と目から鱗がポロポロ落ちる。久しぶりだったのでいろんな話もしたかったし、乾杯もしたかったけど、貴重な教えを一つも忘れないようにするために今日のところは山のことだけ。聞けば教えてくれる人が近くにいることのありがたさよ。

リリちゃんを埋葬してウツギの木を植えたとのこと。

「白い花が綺麗です。夕焼けの中で無事終わりました」と母からライン。

2024.5.21

リリちゃんが旅立った日

母の猫、リリちゃんは23年生きた。母猫ミーコを見送り、私の父を見送り、兄弟猫ミケを見送ってからは母と二人で暮らしていたリリちゃん。世田谷から山梨へ母とともに移住してからは弟家族と賑やかに暮らしていた。あまり動けなくなってから数日、日を跨いだ22日の2時過ぎに静かに息を引き取った。引越しに付き合わせてしまって申し訳なかったけれど、新しい家も楽しんでいたようだし、弟家族にもたくさん可愛がってもらって悪くない日々だったと思いたい。そして母がひとりぼっちでリリちゃんを見送らずにすんだことに心から安堵した。人の都合の話ばかりでごめんねリリちゃん。

ふわふわだったリリちゃんに似合いそうな優しいピンクの花をお悔やみに送る。ついでに芍薬を2輪我が家用に。

2024.5.18

古い友と今年はじめての乾杯@百味

半年ぶりのおしゃべりは笑ったり泣いたり大忙しの7時間。久しぶりに鎧を脱いでくつろいでせいせいと帰宅。楽しかった時間を反芻しながら眠ったらたくさんの夢を見た。目覚めたら顔に泣いた気配。そういえば眠りながらえーんえーんと泣いていたような気がするけれど、照れ臭いので夫には確認せず。しゃべって泣いて心のコリが取れてスッキリ。ちょっと澱んでいたんだな。

2024.5.17
日の出山

4時半に起きておにぎり持参で納戸で眠っていたテルスの30lのザックで日の出山へ。

日の出山の階段は登りも下りもきつかった。

急な下りは「怖くない〜」と歌いながら進むと身体に無駄な力が入らずに良い。

タルクボ峰を楽しみにしていたのに、よくわからないまま通り過ぎてしまった。

ノアザミ、コアジサイ、ハンショウヅル(半鐘蔓)、マムシグサ、木としてのコシアブラ。

7時間かけて13km。つるつる温泉でさっぱり。

2024.5.16​
お家へ帰ろう

ここ数年、わが家(このサイト)をほったらかしにして、SNS横丁をふらついてばかりだった。そんな中、横丁にすっかり姿を見せなくなった友が自身のサイトで日記を始めたという。さっそく遊びに行ってみると、彼女の作品と言葉が静かな空間に佇んでいてとても居心地が良くて。

そんな場所が欲しくなって、よく晴れた風の強い今日、ここに場所を作ることにした。

今日は叔母の95回目の誕生日。おめでとうの電話をしたら「なかなかお迎えが来なくて申し訳ない気持ちよ」とケラケラ笑っているので「バーバはきっと死なないよ」と答えて、久しぶりに始めたぬか漬けがおいしくなったら遊びに行くねと伝える。早く味が落ち着くように「ぬかみそからし」を購入。

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